【ミラノ=高橋恵通信員】クリエイティブディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリの退任を発表した「ヴァレンティノ」は、新たな体制を整える間、6月のメンズ・ファッション・ウィークとオートクチュールのショー開催を見送ると発表した。
「創造性は引き続き重要な柱としてメゾンをリードし、ブランドのDNA、アイコニックなコード、比類なきイタリアの伝統を高め、新たな未来のコレクションを作っていく」として、創造性へのこだわりによる中止と強調した。
後任には触れていないが、現地メディアでは、希望的観測としてアレッサンドロ・ミケーレの名前が度々挙がっている。