「スタッフオブザイヤー」グランプリ バロックジャパンリミテッド村岡店長 前例にとらわれないことが重要

2021/08/23 06:30 更新


社歴・販売歴ともに8年4カ月の村岡さん

 バニッシュ・スタンダードはスタッフコーディネート画像投稿アプリ「スタッフスタート」を活用する店舗スタッフのトップを決める「スタッフオブザイヤー2021」を初めて開催した。グランプリを受賞したのは、バロックジャパンリミテッドの「リエンダ」福岡ソラリアプラザ店の村岡美里店長。最終審査の一つ「ライブ接客」では制限時間90秒で的確に商品を紹介して評価された。「過去に学びつつも、時流に合わせる」という村岡さんに聞いた。

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 入社してから、一生懸命勉強しても全く服を売ることができない時期があった。上司から「販売員は人間力だ」と教わり、信じ続けてきた。それが今回の結果につながったと思う。最終審査に残った販売員の方々はみんな素晴らしい人柄だった。改めて人間力が大事と確信することができた。

 ファッション販売の仕事は時代によって変化する。今後も柔軟に時代の波に乗りながら、販売員の先頭を走るつもりで仕事に臨みたい。前例にとらわれないことが重要で、過去に学びつつも、時流に合わせてアップデートする。これを販売の最前線に立つ自分たちが判断し、実行していく必要がある。今は情報が多すぎる。村井博之社長からは常々「引き算だ」と教わっているが、本当にそうだと思う。

 グランプリを受賞したことで発信力を得られたと考える。自店や九州地区をはじめ、当社には自分のような販売員がまだまだたくさんいる。それを広く伝えていきたい。自身のブランドや社内の新人研修、SNSの教育なども任せてもらっており、一層力を入れていきたい。

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