専門店レディス11月の売り場観測 主役の冬アウターを素材や色で一工夫

2024/11/08 07:58 更新有料会員限定


 暖冬を見越して入荷を遅らせてきた本格的な冬物の入荷が相次ぐ。コートやダウンジャケット、肉厚のニットプルオーバーなどをしっかりと売っていきたい。今季らしい素材や色合いで他店と差別化を図る店も目立つ。一方、重衣料の提案は実需活性化のタイミングに合わせ、気温が下がるまでインナーのニットアイテムなどを引き続き強化する店もある。

(価格は税込み)

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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店

素材の変化で新鮮さプラス

 冬アウターを売りたい。ファーのベストやウール・アンゴラのリバー仕立てのコート、ボアのロング丈、スエードのブルゾンなど素材やデザインのバリエーションを豊富に揃える。館の販促キャンペーンやホリデーシーズンに向けて高単価なジュエリーにも期待する。

 スタイリングは大人がリラックスして着られるアイテムが軸だ。スウェットシャツにボアコートを重ねたり、ファインゲージニットトップとパンツのセットアップなどを提案する。「旅」をイメージし、ボストンバッグやスニーカーを合わせて見せる。カジュアルにまとまりすぎないよう、繊細なアクセサリーで上品さを演出する。

ニットカーディガン6万9300円、ニットトップ4万6200円、ニットパンツ6万1600円「ドゥーズィエムクラス」、シューズ15万9500円「フランセスコ・ロッソ」
アウター38万5000円「ブランカ」、ニットトップ3万6300円、スカート3万1900円「ドゥーズィエムクラス」、バングル26万4000円「アグメス」、ブーツ10万4500円「ペリーコ」

アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店

多様なインナーと薄い羽織り物

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