アーバンリサーチ、アウトドア事業伸ばす 宿泊施設もアパレルも

2024/07/05 08:00 更新有料会員限定


通算10回目の「タイニーガーデンフェスティバル」

 アーバンリサーチのアウトドア事業が成長している。キャンプ場併設の宿泊施設「タイニーガーデン蓼科」が売上高を伸ばすほか、同時期にスタートしたアウトドアブランド「エカル」も販売拠点を広げる。6月15、16日には10回目の野外イベント「タイニーガーデンフェスティバル」(TGF)を開催、約4000人を集めた。

(杉江潤平)

 タイニーガーデン蓼科は、19年に開設した同社初の宿泊滞在型施設。長野県茅野市の蓼科湖畔に広がる約1万6000平方メートルのフィールドに、温泉やカフェを備えたロッジとアーチ状の屋根が特徴のキャビン、キャンプ場などを設けた。標高1250メートルに立地し、真夏でも夜は気温が20度を下回り、都心から近い避暑地として認知を高めている。24年1月期は、施設売上高が前年比38%増だった。

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