アーバンリサーチ 機能素材を使ったブランド横断企画

2019/06/26 06:27 更新


 アーバンリサーチは今春夏に続き、19年秋冬も機能素材を使ったブランド横断型の商品を拡販する。蓄熱素材を使ったカットソーを企画し、「アーバンリサーチ」「アーバンリサーチ・ドアーズ」「アーバンリサーチ・ロッソ」の各店舗とECで9月下旬から販売する。

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 中国の工場と組み、赤外線を吸収すると発熱する機能を持つポリエステルを綿やレーヨンと混紡し、ジャージーを作った。アーバンリサーチで裏毛ジャージーのスウェットシャツ(8500~9000円)やカーディガン(1万1000~1万3000円)、フード付きワンピース(1万3000円)をメンズ、ウィメンズで企画した。

 アーバンリサーチ・ドアーズはメンズのみでサーマルシャツを3型(4500~6500円)、他にアーバンリサーチ・ロッソではウィメンズのタンクトップや長袖Tシャツなど3型(価格未定)を企画した。特定の素材を使った商品を複数のストア業態で企画、販売することで仕入れ量を増やし、コストを抑えつつ機能性で付加価値も高め、消化率を上げる狙いがある。

 特定素材を使い、複数のストアブランドで販売する取り組みは18年春夏から始めた。18年春夏は接触冷感、吸水速乾、UV(紫外線)カット機能のあるリネンを使って商品化した。機能素材によるこの取り組みを19年秋冬からは「URテック」シリーズと名づけ、毎シーズン継続する考えだ。

秋冬は蓄熱機能素材を使ったカットソーを3ストアとECで販売する


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