IT活用したTシャツ事業が軌道に

2016/08/23 06:44 更新


 長繊維織物製造で国内最大手の丸井織物は、昨年スタートしたプリントTシャツ事業「Up―T」(アップティー)が軌道に乗っている。IT(情報技術)を活用し、オンラインを通じた受注から、インクジェットプリンターによる出力まで一貫の仕組みを自社で構築し、1日200面をこなす。このほどプリント設備を倍に拡大、来年夏には1000面規模へと拡張する計画だ。

 アップティーは同社のネット事業部で立ち上げた新規事業の一つ。ネットやスマホアプリを通じてオリジナルTシャツが1枚から簡単に作成でき、サークルやチームのユニフォーム、イベントグッズなどに広がっている。クリエイターも組織し、デザインTシャツの購入も可能。

 当初は法人向け受注でスタートし、現在はBtoC(企業対消費者取引)が軌道に乗る。アイテムはTシャツ以外に、パーカ、トートバッグ、タオル、スマホカバーなど。

自社のプリント設備を倍に拡大
自社のプリント設備を倍に拡大

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