DtoCブランド「ユナイテッドアンツ」 小柄男性特化でファン増やす

2021/08/18 10:59 更新


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 昨年秋にスタートしたDtoC(メーカー直販)ブランド「ユナイテッドアンツ」は、小柄な男性向けに特化したニッチなコンセプトとターゲットを絞り込んだ戦略で地道にファンの共感を広げている。

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 昨年10月後半から実施した「キャンプファイヤー」でのクラウドファンディング(CF)では46人の支援が集まり、目標を上回ることができた。「何もないところから1人で始めた割には想定以上の良いスタートが切れた」と大谷成代表。インスタグラムのフォロワー数も急増し、3500人を超え、購入客数も約500人となった。客層は大学生から30代までいるが、20代前半が大半を占める。CF後、今年1月から自社ECサイトも開設し、月商100万円以上までコツコツと積み上げてきた。年内には月商300万円まで拡大する見込み。

 地道にファンを増やしてこられたのは、「今まで市場にほとんどなかったコンセプトである小柄な男性(168センチ以下)に絞り込んだから」と大谷代表。自身も162センチと小柄な体形がゆえに、「服装へのリアルな悩みを解決するための商品開発が、同じ悩みを持つ男性の心に深く刺さった」と分析する。

 第1弾商品「コガラパンツ」のフレアシルエット(9900円)はロングセラーとなっており、同型のデニムパンツ(9680円)と合わせ、売り上げの7~8割を占める。小柄な男性特有の悩みとして、通常のフレアパンツを裾上げした際に膝位置が合わずシルエットが台無しになることが多い。そのため、最初から膝位置を少し上げた設定にし、脚長効果と悩みの解消につなげた。加えて、通常だとウエストの生地が余ってしまいがちな小柄で細身の人のために、後ろ側をゴム仕様にしてストレッチ生地を使うことで腰回りがすっきり収まるようにした。

ロングセラーのフレアシルエットのコガラパンツ
コガラデニムのフレアシルエットのパンツ

 パンツが主力ではあるが、毎月コンセプトはぶらさずにアイテムを広げている。インスタのアンケートなどを活用しファンの声を聞いて商品開発に生かしている。第1弾のコガラパンツと共地のテーラードジャケット(1万8700円)やホソミベルト(4620円)、シャツなどを販売している。リピーターが多く、関連アイテムまで購入してくれている。

コガラパンツと共地のテーラードジャケット
コガラで細身の男性向けベルト

 今後も新規客を開拓するため、インスタを基本にストーリーなどへの投稿で接点を広げる。「フォロワーが1万人を突破したら、リアルイベントとして期間限定ショップも開設したい」という。「小さくコアな市場でもチャンスはある」と見ており、将来的にはアジアなど海外市場にもチャレンジする計画だ。

「コアで小さな市場でもチャンスはある」と大谷代表

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