カジュアルファッション・雑貨の合同展イズアムアーは2月24~26日、大阪の綿業会館で第3回を開いた。全国から物作りにこだわる50以上のブランドが集まった。特徴的な初出展のブランドを紹介する。
(藤本祥子)
丁寧に作り独創性
ショットブレイン(大阪市)は、オリジナルの眼鏡・サングラスブランド「ニュー」「フュー」を出展した。アメリカンビンテージのテイストを取り入れたニューは、26年春の新作でリムレスやメタルフレームの眼鏡を出す。ファッション眼鏡としてクリアレンズが人気なこともあり、昨年からクリアレンズの提案も増やしている。フューは伊の眼鏡生地メーカー、マツケリのものを使っている。テレビジョンカットなどフレームの形に遊びがあるものが多い。ニューが税込み1万5000~1万7000円、フューが1万7000円前後。
「誰かのヒーローになれる服」をコンセプトとする「ユキヒーロープロレス」は、プロレスやヒーローの魅力を服で表現する独創的なブランド。プロレスのシーンや技を服のデザインに落とし込んでいる。例えばジャカードデニムのジャケットには競技の判定や進行役を担うレフェリーを柄で表現している。6万6000円。このほか、プロレス技のラリアットの動きができるように脇下の生地量を工夫したTシャツ(1万2100円)や、実際のプロレスマスクの生地を使ったポーチ(2万8600円)などがある。『秘密戦隊ゴレンジャー』と協業したTシャツも揃う。モチーフはポップでありながら、日本全国の産地へ出向いて職人技術を生かした服作りをしているのも特徴だ。
上質な素材使い
メンズシャツを中心とするOEM(相手先ブランドによる生産)のワイヤード(岡山)は、オリジナルブランド「ソウバス」を出した。ブランド主力の第一ボタンに天草ボタンを付けたキャンバス地のウィングカラーシャツ(2万7500円)や、26~27年秋冬物からアルパカ100%のコーチジャケット(5万3900)、ウール100%のストライプ柄のコーチジャケット(4万9500円)などを揃えた。来年にブランド創立10周年を迎える。昨年からレディスの企画も始めており、綿・麻のシャツなどがある。国内外のセレクトショップに卸している。卸先は、フランスやドイツなど海外の方が多い。
人それぞれの着こなしを推奨するアパレル「KONTRACT」(コントラクト)は、男女問わず違和感なく着こなせるデザインにこだわっている。ボタンの留め方次第で、2パターン以上の着方ができるものもある。アイテムは、遠州のコーデュロイを使ったローブ(4万9500円)やタックパンツ(3万5200円)、前身が2層なっていているジャケット(4万9500円)など。

同展はもともとメンズカジュアルに強いが、最近はレディスの出展誘致にも力を入れている。
