ユニクロが機能性中わたを使った防寒アウター「パフテック」の拡販に乗り出した。調達リスク、動物愛護それぞれの観点から「ダウンだけでは中わたアウターの生産が間に合わない」状況が生じつつある。どこまで販売規模を拡大し、主力であるウルトラライトダウンとはどうすみ分ける考えか、見る。
(柏木均之)
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ダウンと同等の暖かさ
10月31日~11月3日、ユニクロは東京・渋谷のキャットストリート沿いのイベントスペースで「パフ展」を開いた。次世代アウターのパフテックの認知を上げる目的の催しだ。中わたの柔らかさ、暖かさを直接触って確かめる展示や、残暑や暖冬、日中の寒暖差など気候変動が進む中で、パフテックをどう使えばよいかなどを来場者に訴求した。
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