ユニクロは9月15日から「ユニクロ:シー」を販売する。全世界でトップを目指す上で、課題の一つだったウィメンズのレベルアップを担う新コレクションだ。デザイナーを務めるクレア・ワイト・ケラー氏をファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「ライフウェア=究極の普段着の最高峰を作るのに絶対的にふさわしい」と評価する。数シーズンで終える協業ではなく、メインコレクションと並行して継続販売する。
(柏木均之)
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もっと支持されるには
9月13日の発売前イベントには柳井会長も登場した。この種のイベントに顔を出すのは、ジル・サンダー氏と「+J」で契約を結んだ09年以来のことだ。「本当は出たくなかったが、彼女があまりに素晴らしいので、少しでもプラスになるなら」と柳井会長は笑顔で語った。
そのワイト・ケラー氏に白羽の矢を立てたのがファストリ上席執行役員でユニクロR&D統括責任者の勝田幸宏氏。+Jを皮切りに多くのブランドやデザイナーと協業を仕掛け、16年にはクリストフ・ルメール氏を迎えて「ユニクロ・U」をスタートするなど、デザイン面での商品力の強化に力を入れてきた。
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