ユニクロはTシャツブランド「UT」で、ストリートカルチャーを反映した三つのコレクション発売に合わせ、原宿でスケートボードのイベントを開いた。27~29日に屋内スケートパークを設置し、無料で開放するほか、スケーターによるデモンストレーションやコンテストも開催する。
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UTは漫画やアートなど様々なアートやカルチャーと協業した商品を出している。23年春夏からはアーティストの河村康輔さんをクリエイティブディレクターに迎え、客層をさらに広げる考えだ。
1月23日から販売している、スケーターの上野伸平氏による「スケーターコレクション」「ザ・メッセージ」「ハイプビーストコミュニティセンター」の3コレクションは、ストリートカルチャーやスケートボードを愛好する若年層に向け、Tシャツに新ボディーを採用した。編地は厚地で、シルエットもゆったりさせ、スケートボードシーンに合うグラフィックデザインを企画した。
Tシャツ(税込み1990円)のほか、ロンT(2990円)、フーディ(3990円)、コーチジャケット(4990円)、キャップ(1990円)がある。
渋谷区神宮前の明治通り沿いにあるキュープラザ1階に設けた3日間限定の屋内スケートパークでは3コレクションの商品も販売する。星勲UTデザインチームリーダーは「河村ディレクターの力を借りて、今後、ストリート系のコンテンツをUTの中でもっと強化していきたい」と話す。