ノベルティーグッズの製作・OEM(相手先ブランドによる生産)のユニファースト(東京、橋本敦社長)が売り上げを伸ばしている。創業者が急逝した14年はピーク時から半減していたが、現社長が経営に携わり始めて9年で3倍の約40億円になり、利益もしっかり出している。背景には性別や学歴を問わない能力主義と待遇を含めた働きやすい環境整備がある。
(永松浩介)
81年創業でシルクスクリーン工場が祖業。イベントやノベルティーのTシャツなどを刷っていた。繊維関連グッズが多かったが、成型品も増え、売上高は30億円規模になった。その後、リーマンショックや東日本大震災を経て13億円まで減少、14年には創業者である前社長が他界した。
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