ユナイテッドアローズは、ウィメンズのシューズブランド「オデット・エ・オディール」を、23年秋冬からリニューアルする。仕様や素材のレベルを上げ、よりフェミニンでシックなデザインの商品を増やし、着用シーンを問わず、好みや服装のスタイルに合わせてユーザーがもっと自由に楽しめる靴のブランドを目指す。
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02年のスタートから20年以上が経過し、通勤スタイルの変化、服装のカジュアル化などが進んだことを受け、リニューアルを決めた。オリジナルシューズはパンプスやフラットシューズなどは素材や仕様のグレードを上げ、カジュアルなデザインのシューズも増やす。中心価格もこれまでの1万円台後半から2万~3万円台に設定する。仕入れ商品では新ブランドも増やす。
現在6店あり、ユナイテッドアローズ店舗の一部と伊勢丹新宿本店本館2階婦人靴売り場、ECでも販売している。ブランドリニューアルに合わせ、9月6日に新宿店もリニューアルする。人が履いた靴が踏みしめる大地をイメージして、漆喰(しっくい)や石、鏡、植栽、コンクリートなどを内装や什器に使う。