ユナイテッドアローズ SNS課。オンラインでも愛されたい

2023/05/26 08:00 更新有料会員限定


 ユナイテッドアローズのSNS課課長の湯野川里美さんは、ベクトルの子会社でデジタルPRを担うシグナル(東京)出身。アパレル経験はなかったが、コロナ下で事業拡大した前職の知見をファッション業界にも生かせると考え、22年1月に転じた。「会社やブランドには知名度があってアカウントのフォロワーも多い。もっと売りにつなげられるはず」。

SNSでも接客力発揮

 入社してすぐアカウントを運用するプレスの勉強会を始めた。メンバーは学習アプリを使って自習も。学びを実践的にするために、他社の取り組みも注視するよう促した。「正解がすぐに間違いになるのがこの世界。日々流れを追わないと」。半年後にはSNS課ができ、湯野川さんを含めた4人は毎日の朝礼も始めた。最初はフォロワーやいいねの数を気にする向きもあったが、そもそもの目的を明確にするよう仕向けた。今では、「目的に合わせた運用を自ら考えて実行する力はついた」。

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