ユナイテッドアローズ 駅ナカ業態を1月30日で全店閉店

2022/01/26 14:03 更新


 ユナイテッドアローズは駅ナカ業態の「ザ・ステーションストア・ユナイテッドアローズ」の全店を1月30日で閉店する。21年12月30日にウェブサイトで発表していた。すでに1月10日に天神地下街店、23日に大手町店とアトレ川崎店を閉店しており、30日にはエチカ表参道店、エチカフィット東京店、同銀座店、エキュート品川店も閉店する。

 ステーションストアは駅の利用者や周辺を往来する人たちに向け、手軽に買える服や雑貨を販売する目的で11年にスタートした。最盛期には10店あった。

 同社は21年3月期から3カ年の新中期経営計画の中で、収益構造の抜本的な見直しに取り組んでおり、収益貢献度が基準に満たない店舗や役割の薄れた店舗を中心に店舗数削減を進めている。ステーションストアの閉店もその一環だが、コロナ禍で駅利用者が減ったことも閉店を決めた理由のようだ。

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