東京テキスタイルスコープ26年秋冬 次のトレンドテキスタイルを発表

2025/11/28 06:29 更新NEW!


1位に選ばれたクロスジャパンの生地は、繊維の収縮差を生かしチェックのような見た目にした

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、東京テキスタイルスコープ(TTS)26年秋冬で行った、来場者の投票で次のトレンドを探る「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。人気企画で6回目。281社の出展者のうち48社から101点の応募があり、48点を会場に展示した。

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 1位はクロスジャパンの「Wフェイスキューブチェックパネル」。ウール地にスクエア型のポリエステルを合わせ、収縮差でポリエステルの部分が浮かび上がり、チェックのような見た目のユニークな生地が注目された。

 2位は東レの「ウルトラスエード」、3位は日本ハイパイル(高野口パイルファブリック)の「ミックスボーダーファー」、4位はSTXの「Wool Loft Diamond Knit Quilt」と「セセポシャ」ブランド(チェルシーインターナショナル)の「Yui-NL」だった。

 TTS26年秋冬は11月12~14日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催し、3日間で1万1675人が来場した。



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