グンゼタウンセンターつかしん(兵庫県尼崎市、運営はグンゼ開発)は、足元商圏客の利用頻度の拡大を狙いとする大規模改装に継続的に取り組んでいる。22年秋のにしまち1階のフードコートの新設に続いて、23年度は施設の西側入口を整備するなど、にしまちの活性化を進める。22年度の全館売上高は前期比3%増の237億円。これまでの過去最高売上高だった18年度実績257億円超えの早期達成を目指している。
(吉田勧)
フードコート「にしまちキッチン」は、約2000平方メートルの物販ゾーンを改装し、新設した。周辺のオフィス・工場や大型マンションの新設によるランチ、夜飲食の需要の拡大を見込んだものだ。にしまち側からの来館が増えるとみており、23年度はにしまちのエントランスゾーンの美装化や同2階屋外通路に人工芝を敷くなど環境整備を進めている。
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