TSIホールディングスグループ ロボット物流を拡大

2020/03/12 06:25 更新


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 TSIホールディングスグループが、ロボットによる物流業務の運用を拡大している。

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 同社は、18年11月からプロロジスパーク千葉ニュータウンで2600平方メートルのスペースを使い、AGV(無人搬送車)ロボット90台を導入。「ローズバッド」の店舗向け、EC向け商品の入出荷業務から運用を開始した。

 以後、段階的に運用を増やし、現在、約1万6000平方メートルのエリアで、ローズバッドのほか、サンエー・ビーディーの5ブランドの店舗、EC向けの入出荷を担うまでになった。これにより作業が大きく効率化され、コストダウンにつながっている。今期から来期にかけて、他の2カ所の大型倉庫にも同ロボットを導入する予定だ。

ロボット90台が稼働する

 使用しているのは、中国ギークプラスのロボットシステム。グループの生産・物流機能を管理するTSI・プロダクション・ネットワークが、アッカ・インターナショナル、プロロジス、水岩グループのエムジェイファンクションと共同プロジェクトを立ち上げ、運営している。

 倉庫では、ピーク時で1日当たりトータル10万点の入出荷がある。店舗向け、EC向け在庫は一元化してあり、ロボット導入により、特に出荷作業は時間当たり2倍の数量をこなせるようになった。以前、サンエー・ビーディーとローズバッド商品を扱っていた倉庫では120~150人が働いていたが、現在は40~70人と大幅に削減できた。

棚を載せたロボットが走行する

 庫内には12カ所のステーションがあり、近日中に簡易ステーションを8カ所増設、計20カ所となる。簡易ステーションは繁忙期に臨機応変に使用するためのものだ。日々の入出荷のステーション数のバランスを含め、スムーズに作業を行うには、運営のための設計がカギになる。2週間に一度担当が集まり、その都度改良を加え続けている。

 ステーションにおける操作自体は簡単で「レクチャーを受ければアルバイトでもベテランと同じ成果を出せる」(坂井隆TSI・プロダクション・ネットワーク取締役SCM本部本部長特例雇用推進部部長)。

 課題は、入荷業務のスピードアップだ。入荷も自動化を進め、レーン上に2台のIDタグ読み取り装置を置いて検品を自動化するなど、効率化を進めている。


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