トレンドジャパン 19年春から新規2ブランドを導入 

2018/09/06 06:29 更新


 スポーツアクセサリーやシューズなどを輸入販売するトレンドジャパンは、19年春から新たに2ブランドの日本における独占輸入販売を始める。一つはシューズブランド「キャナルサンマルタン」で、フランスの靴メーカーのEMY103と契約を結んだ。もう一つは、バッグの「プリニオ・ヴィソナ」で、伊のプリニオ・ヴィソナ社と契約した。同社はスポーツ系販路を得意とするが、新規2ブランドの獲得で、これまで未開拓だったファッション販路へ挑む。

 キャナルサンマルタンは、エスパドリーユの見た目を持ちながら、ソールはゴム底で、スニーカーの良さもあるユニークなシューズ。アッパーにスエードやメタリックレザーなどを使い、ファッション性も備える。約10年前にフランスでビジネスをスタートしたブランドで、インフルエンサーを通じたSNSでの販促活動にたけている。

 日本での販売価格は2万4000~2万6000円中心。百貨店の婦人靴売り場や大手セレクトショップ、ECサイトへの卸売りを中心に事業を展開し、3年後には約1億5000万円(小売価格)の売り上げを目指す。

キャナルサンマルタン


 プリニオ・ヴィソナは、イタリアの職人技と革新的なデザインが魅力のバッグブランド。全モデルの7~8割がレザー製で、日本での販売価格は4万円台前半に設定する。販路は百貨店ハンドバッグ売り場のほか、バッグ専門店や高級セレクト店など。19年春夏は20~30店、秋冬には50店への卸売りを目指し、3年後の売り上げは1億3000~5000万円を計画する。

プリニオ・ヴィソナ


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