26~27年秋冬デザイナーコレクションは、18~19世紀のクラシカルなドレススタイルが大きな流れになった。コルセットでウエストを絞り、パニエで腰を膨らませたクリノリンドレスを、今の気分を取り入れて提案する。エリザベスカラーやパフスリーブ、リボン、フリル、ラッフルといった装飾をふんだんに取り入れたスタイルだ。
(青木規子、写真=大原広和、ブランド提供)
【関連記事】26~27年秋冬デザイナーコレクション 広がるクラシックな造形 グラマラスなドレスとの対比も
文化財から顧みる
クラシカルエレガンスは、若手デザイナーからラグジュアリーまで幅広い層のデザイナーが提案するビッグトレンドとなった。若手の多いロンドン・ファッションウィークではミックステイスト、老舗メゾンが揃うミラノやパリでは美しい手仕事を盛り込んだイブニングが並んだ。しっかりと構築したフォルムやヒストリカルなディテールからは、デザイナーブランドならではの価値ある逸品を作り出そうとする姿勢がうかがえる。


クラシカルなデザインが広がった背景の一つとして、主要都市で開催された西洋の衣服の歴史をひも解く展覧会が挙げられる。
