東洋紡と三菱商事が、4月1日付で設立した共同出資会社、東洋紡エムシー(森重地加男代表取締役兼社長執行役員CEO=最高経営責任者)が始動した。4月6日、共同で記者会見した東洋紡の竹内郁夫社長は「東洋紡の売上高の4分の1を分割する」ものとコメント。同社140年の歴史の中でも大きな決断だ。三菱商事の塚本光太郎常務執行役員総合素材グループCEOは「これまでの事業投資とは違って、三菱商事がメーカーのど真ん中に入るもの」と新社へは出資だけでなく、その一部として経営に参画する姿勢を強調した。
(藤浦修一)
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