鳥栖アウトレットが開業20周年 多様なイベントで来場促進 地域の魅力発信や体験価値

2024/02/15 12:30 更新会員限定


3月8日に開業20周年を迎える鳥栖PO

 三菱地所・サイモン運営の鳥栖プレミアム・アウトレット(PO、佐賀県鳥栖市)は3月に開業20周年を迎える。3度の増床を経て、国内外の人気ブランド約170店を揃える九州屈指のアウトレットセンターに成長した。開業日(04年3月8日)から24年1月末までの来場者数は9500万人を超え、1億人突破も間近。最高年間売上高は326億円(20年3月期)で、今期(24年3月期)はそれを上回る見通しだ。3月15日から10日間、20周年記念セールを打ち、様々なイベントで来場促進を図る。今後も「来場体験価値の提供」を進化させていく。

(小川敬)

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 同施設は、開業当初は米チェルシープロパティーグループ(現在はサイモン・プロパティー・グループに吸収)、三菱地所、日商岩井の3社合弁のチェルシージャパンが、国内4施設目として開業した。店舗面積1万8400平方メートル、94店でスタートし、3度の増床を経て3万1700平方メートル、170店に拡大した。

 人気ブランドをアウトレット価格で販売するだけでなく、地域との連携や環境保護の取り組み、顧客満足度(CS)・従業員満足度(ES)向上に積極的に取り組んできた。

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