東レは23~25年度の中期経営課題で事業環境の変化に対応して実効性を高める。「紛争や中国経済の低迷で需要回復が遅れている。海外では中国品との価格競争が激化しており、これを前提にした施策が必要」(大矢光雄社長)とし、社内の意識改革と並行して進める。繊維はインドでパートナーとの提携で織物染色を開始するなど、アセットライトで高収益を確保する。
(中村恵生)
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5月27日に大矢社長、沓澤徹専務執行役員繊維事業本部長らが会見し、経営戦略について説明した。
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