東急不動産は東京・原宿明治通りの神宮前6丁目交差点に新商業施設「東急プラザ原宿」(ハラカド)を来春に開業する。従来の都市型商業施設のようなファッション・雑貨を中心とした物販主体でなく、クリエイターとの協業によるカフェやギャラリー、イベントスペース、飲食店などのほか、銭湯も入れた新しいコンセプトの施設だ。斜め向かいにある東急プラザ表参道原宿(オモハラ、来春に東急プラザ表参道=オモカドに名称変更予定)の5階に今年8月1日に新設した物販、カフェ、シェアオフィス、イベントスペースなどが一体化したゾーン「ローカル」とともに、「クリエイターが集い、交流し、新しい文化を創造・発信する」という。
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ファッション含めて
ハラカドは地下3階~地上9階、延べ床面積約1万9940平方メートル。60年代に「原宿セントラルアパート」にトップクリエイターたちが集ったように、「ファッションを含め、新しい文化を発信し続けてきた原宿の歴史」を踏まえ、施設全体を通じてクリエイターと協業し、集う場とする。オモハラにファッション、雑貨が多いのに対し、大半を物販以外のテナントで構成する。
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