24年春夏向け欧州テキスタイルでは、様々な要素の組み合わせによる新しいテキスタイルの提案も盛んだ。ミニマルで洗練された雰囲気へとトレンドが移りつつあり、それに伴って上品な光沢感への関心も高い。
(三冨裕騎)
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粗野と洗練、硬いものと柔らかいもの、異質な素材など、異なる要素の組み合わせが生み出すテキスタイルが多く見られた。匠の技術が揃うメゾン・デクセプションに参加したアトリエ・クルタンは、インドで手機を使い、緯糸に革ひもを用いたテキスタイルを提案。ウール・ナイロンなどとの複合で立体感やタッチなど、新鮮な表情を見せた。
アトリエ・マリオン・ショピノーは、薄いゴムでケーブル編みをだまし絵のように表現。3Dで設計、樹脂で型を作っており、衣服の部分使いなどに用いるという。
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