サンダルの天狗印 「大和当帰茶」生かし新規事業 おかきやカフェで地元活性化

2021/12/06 06:26 更新


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奈良の企業がチームを組んだ「天狗のたからばこ」

 サンダルメーカーの天狗印(奈良県御所市、細川良子代表)は、地域の活性化を目指し、地元の「大和当帰茶」を生かした新規事業を進めている。大和当帰茶の葉、梅を粉末にし、おかきに付けて食べる菓子「天狗のたからばこ」を開発、ヒノキの器とセットにして11月27日の「日本の宝物グランプリ」に出品した。

 同社の主力商品は看護師向けのサンダル。コロナ禍でハードワークが続く看護師に、休憩時間などに飲んでもらおうとしたのが大和当帰茶開発のきっかけだ。大和当帰茶は、栄養価が高く古くから伝統的な薬効が伝えられている。これが発展し、奈良のメーカーとチームを組んでおかきを商品化。奈良祥樂(おかき)、パンドラファーム(梅パウダー)、ダイワ産業(ひのきの器)が参画している。

 日本の宝物グランプリは、衣食住などの地域資源の発信だけでなく、参加者が横のつながりで商品や事業をブラッシュアップしていくのが特徴で、地方、全国、世界大会へと続いていく。天狗のたからばこも、出品を通じて商品を改善・改良しながら、具体的な販売を進めていく。現時点の価格想定は150グラムのおかきとヒノキの器のセットで6000~8000円程度を見込む。

 また天狗印では、大和当帰茶を生かし土産物店と組んだカフェを御所市にオープンする計画も進めている。リモートスペース・自社製品アピールの場を併設した憩いの空間として、来年夏ごろまでにオープンする予定だ。

 細川代表は、「地場産業であるサンダルを守り知名度を上げていくためにも、まずは奈良の魅力をもっとアピールしていくことが大切」という。今後も様々な地域資源を活用しながら、商品作りや情報発信を積極化していく考えだ。


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