東京クリエイティブサロンが閉幕 日本発信のプラットフォームに期待

2024/04/04 06:26 更新会員限定


4000人を集めたTCSのオープニング(「ミキオサカベ」)

 東京クリエイティブサロン(TCS)が3月14~24日、開かれた。今年で5回目となり、開催エリアやイベントが大きく拡大した。経済波及効果などの検証はこれからだが、大きな成果は新たな太い柱が作られたことだ。消費者向けイベントにとどまらず、日本の新たな産業創出に向けて、東京という舞台を活用したプラットフォームに発展していく方向性だ。

(矢野剛・特別編集委員)

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外からの目で再発見

 開催エリアは昨年の倍近い10に広がり、百貨店やメディア企業、商店会など幅広い企業が実行委員会に加わった。ファッションウィークとデザインウィークの同時開催という位置付けにふさわしく、100以上の多彩なイベントが行われた。テーマに「コ・クリエイション・フェスティバル」(共創と越境)が掲げられ、エリアや企業間の協業や交流が深まった。

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