「タラジャーモン」秋冬 90年代のパリジェンヌ

2019/04/11 11:00 更新


 仏「タラジャーモン」は19~20年秋冬、ミニマムとマキシマムをコンセプトに90年代のパリモードをイメージさせるコレクションを見せた。装飾を省き、カッティングと素材から生まれるシックでエレガントなベーシックアイテムが揃う。

 一方ではバロック調にビジューを散りばめたパーティーにぴったりのドレスも。この両極端なスタイルの間に、トレンドを感じるプレッピーなフレンチカジュアルを差し入れた。アーティスティックディレクター、コロンブ・カンパナが得意とするオリジナルプリントは、ブランドのアイコニックなハート、フルーツ、植物、アニマルがモチーフ。甘過ぎないフェミニンさで90年代の気分を出している。

 パリでの発表会では、インスタグラムで11万5000のフォロワーを持つアーティスト、ローラ・グルシャンが描いた新作の絵画も展示された。

(パリ=松井孝予通信員)

「タラジャーモン」19~20年秋冬


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