タナカユニバーサル 海外販路の開拓を本格化

2018/06/29 06:26 更新


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 シューズ企画・製造・販売のタナカユニバーサル(東京営業所)は、自社ブランド「マカロニアン」「TST・バイ・セイシタナカ」などの19年春夏物から海外の販路開拓を本格化する。伊フィレンツェのメンズ総合展示会、ピッティ・イマージネ・ウオモ6月展に出展し、「欧州などの来場者から高い評価を得ており、卸し先が広がりそう」(田中清司デザイナー兼会長)と見込む。

(大竹清臣)

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 同社は90年代からフランスやスペイン、イタリアなど欧州市場で販売していた実績があるため、有力エージェントなどの人脈もあり、ブランドの認知度も高い。今回、数年ぶりの海外出展にもかかわらず、以前から付き合いのあるエージェントを含め、自社ブースへの来場が多く、フランスの代理店やイタリアのディストリビューター、地中海沿岸リゾート地のハイクラスな客層を持つショップバイヤーなどから好評だった。

 「欧州市場ではスポーツシューズよりもクラシックで上質なスニーカーへの流れが強まっており、当社の商品にとってもタイミングが良かった」(田中会長)。同社の自社ブランドはルーマニアやチェコなど東欧を中心に、一部イタリアでも生産しているため、欧州での販売もメリットが大きいとみている。

 田中会長はピッティに出展する前に、東欧やイタリアなどの自社ブランドを生産する工場に入り、サンプル作製や技術指導を行った。ルーマニアで手掛けるマカロニアンは、裁断などほとんどが手仕事なのでミリ単位でのパターン修正を指示し、スリッポンを作った。「セボ」ではサンダルを提案する。

 チェコやスロバキアでは昔から使われてきた機械で作るドイツ軍の訓練用シューズ、ジャーマントレーナーやTST・バイ・セイシタナカなどを生産する。「当時と同じ機械はもちろん、材料や仕様にこだわり続けるクラシックなスニーカーは希少な存在」と強調する。マカロニアンの定番が1万5800円、1万6800円。ジャーマントレーナーの定番が1万8800円というリーズナブルな価格設定も魅力だ。

 「当面はピッティへの出展を継続する予定で、今後はパリでの発信も強めたい」と田中会長は海外での販路拡大に意欲的だ。

「欧州の来場者から好評だった」と田中会長
ピッティ・イマージネ・ウオモに出展した自社ブランドのスニーカー


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