タビオは3月27日、靴下屋40周年記念パーティーを東京・明治記念館で開いた。北海道から九州までの店長、フランチャイズのオーナーなど、第一線の販売スタッフ中心に約190人が参加し、立食形式による交流会、抽選やクイズ大会などを開催した。アニバーサリーイヤーを機に、もう一段の店頭のモチベーションアップを目指したものだ。
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越智勝寛社長は冒頭、「今後もネットがどういう変化をもたらすのか、予断を許さない。OMO(オンラインとオフラインの融合)戦略に〝完成〟はなく、店舗も、様々な変化に即応した接客、エンターテインメント性が求められる。世界一の靴下企業を目指し、誇り高い専門店として頑張って頂きたい」とあいさつした。締めくくりでは、故・越智直正会長の物まねを披露、会場を盛り上げた。
靴下屋1号店は84年11月に福岡県久留米市にオープン、24年2月末時点で全国189店(靴下屋アップデート業態除く)を展開する。店頭スタッフのパワーアップのほか、店舗とECの相互送客、デジタル空間で話題の商品をサイネージ動画と組み合わせクイックに品揃えする体制などの整備も進み、好業績を引っ張る原動力となっている。