統合コマースプラットフォームを開発・提供するスーパースタジオ(東京)が、主力プロダクトの「イーシーフォース」でファッション業界の顧客獲得に乗り出している。定期・リピート購入が多いコスメや健康食品分野の市場でシェアを高め、満を持してのアパレル進出。自らもプレーヤーであり続ける点が異彩を放つが、ブランドの運営を通じて得た知見を顧客企業の支援に生かし高い評価を得る。
(永松浩介)
――今年創業10年を迎える。
実は出自はシステム開発会社ではなく、コスメ商品のメーカー。これを成長させるためにシステム開発を重ね、うまくいったのが背景にある。かなり後発だが、17年にイーシーフォースをリリースし、外販を始めた。
コスメや健食ではある程度のシェアを取れた。現状の顧客企業の内訳はコスメや健食、フードで8割を占め、サービス提供先のサイト数は今や1400を超える。次は市場の大きいアパレルを伸ばしたい。
――自らがプレーヤーなのは珍しい。
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