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中国、東南アジア堅調
――24年1月期は。
上期までは前年並みで好調でしたが、昨年8月ごろからテキスタイルが落ち込み、減収微増益となりました。百貨店向けアパレルなどで余剰な在庫を持ちたくないというサステイナブルの意識が浸透、売り上げ重視から利益重視へ変わったことも影響しました。顧客の中にはコロナ禍を経て企業体質が改善したところもあり、そうした企業向けは好調ですが、全体的なボリュームは減っています。
製品OEM(相手先ブランドによる生産)は堅調でした。自社テキスタイルを活用した製品の提案が進み、利益を確保できました。ワンストップ提供できることが強みになっています。全体で利益面では人件費などを上げた一方で、効率的な事業運営を進め、増益になりました。
――海外の状況は。
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