サンラリーG、12月期 営業黒字に

2016/03/18 17:57 更新


 グループ全体の売上高は506億200万円(前期比0.5%増)で、貿易を除いた営業会社の売上高は363億円と前期比横ばいだった。キャリア向けのアスプリが54億8500万円(23.4%増)と好調だったほか、ヤングレディス向けマディや子供服のビーボックスが伸ばしたものの、エスタコット、サンフォードが売り上げを落とした。

 スタイル提案による細かな取り組み型商談を進めながら、生産管理体制と貿易・物流を効率化、販売・管理費を84億8600万円(4.0%減)に絞った結果、営業利益は3億500万円(前期は5億4000万円の赤字)と黒字転換した。貿易会社であるサンラリーの営業外収益を計上したことで、経常利益は2倍強となる10億7400万円だった。

 レディス小売り「インタープラネット」を展開するオリゾンティは不採算店撤退を進め、収益改善を図っているものの赤字だった。グループ全体の期末店舗数は36店(6店減)だった。



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