サンモトヤマが銀座本店を新装 1階は茶室のように

2017/11/17 04:28 更新


 サンモトヤマは17日、新しい銀座本店をオープンした=写真。14年春にビルの建て替え工事により銀座風月堂ビルに一時移転していたが、東京銀座朝日ビルディングの完成に伴って開店した。

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 売り場面積は1階118平方㍍、2階227平方㍍。茶室における待合や露地のようなたたずまいの空間で、木や石、土が多く使われている。1階は入り口から奥までを見通せる作りで、「茶室のように自然と体が誘われるような空間を目指した」という。設計とデザインは、デザイナーの柳原照弘氏が担当した。

 1階は、英国王室御用達の「アスプレイ」のバッグやジュエリーを中心に、クラシックでありながらモダンな商品が揃う。2階は女性のクローゼットをテーマに、丁寧に仕立てられたレディスウェアとジュエリーが揃うほか、希少なアート作品や伝統工芸品、ホームコレクションも。ブランドは「アクリス」「アニオナ」「ブルネロ・クチネリ」「ザ・ロウ」など。

 2階ではジャケットやドレスなどのカスタムメイドを行うほか、秋から高級服地メーカー「ドーメル」が提案するスーツのパターンメイドも開始する。

 メンズとインテリアは、銀座風月堂ビル4階で販売する。




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