サブスクリプション集積モールのサブミー 23年は販促投資でさらなる成長目指す

2022/11/16 06:26 更新


 サブスクリプション(継続課金)サービスを集めたECモールを運営するサブミー(東京)は、3年目を迎える23年早々から販促予算を積み増し攻勢をかける。丸2年はPRコストを抑え、出店企業とともに固定客作りに注力してきた。会員数や出店者数など「進捗(しんちょく)は予想以上」(梅澤快行社長)なこともあり、来年からは販促策を強めるなどアクセルを踏み、もう一段の成長をにらむ。

 現在の出店ブランド数は約180で、アパレルやアウトドア、コスメ、飲料、食品、絵本、花など。アパレルは1割弱で「ロペピクニック」「プティマイン」などが参加する。出店数は多い方がいいが、「無理には増やさなかった」(梅澤社長)。女性の利用が7割を占め、8月にはコスメに特化したモール内サイト「コスミー」を設けた。ヘアケアや口腔(こうくう)ケアなどの50ブランド、150コースを揃える。環境や社会に配慮したブランドが多い。

 20年12月からの2年間は、一定数の参加ブランドの確保と使い勝手の良さに注力し、想定通りの結果を得たという。初期・月額費用もなく出店のハードルは低いため、「出店営業をしなくても参加してもらえている」。自社が独自でサブスクサービスを提供しているブランドは少ないため、モールに参加し自社サイトにリンクを貼って送客してくれるという。

 会員数は伸びているが、好不調の商品・サービスははっきりしている。「出店は簡単だからといって『売れたらラッキー』ではダメ。好調な出店者は写真を頻繁に差し替えたり、新たに商品開発したりしている」。自社ECの運営と同じように、サブスク客をつかむ努力をしている出店者が総じて顧客作りに成功しているという。

 23年初からはSNS広告などへの予算を積み増し知名度を高める。女性ユーザーの集客と女性の利用頻度が高い商品を扱う出店者の参加を促す。各商品のラインナップを増やし、ユーザーが最適な商品を選べる環境を整える。梅澤社長は、「〝サブスク〟で検索して来る人は一定数いる。かなり関心の高い層だから成約率も高い」と話し、認知度の向上を通じたもう一段の成長に期待。来年中に3カ月以上を継続するアクティブユーザー5000人の獲得を目指す。

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