繊研新聞社が実施した「24年度専門店ランキング調査」は、83社合計の売上高が4年連続増加、コロナ前の19年度実績と比べても2年連続で上回った。売上高合計の7割を占める上位10社が全体の伸びをけん引した。一方で、19年比では減収の専門店が全体の5割強を占めるなど、回復速度にはまだばらつきがある。過去10年間の売上高推移を見ても、大手各社と主要業態それぞれの成長性に差が出ている。
【関連記事】24年度全国専門店売上高ランキング 2年連続でコロナ前実績超え
郊外・低価格が成長
19年の不振を受け、商品、販売政策の立て直しに着手したしまむらは20年から増収が続く。作業着で培った低価格と高機能を一般向けカジュアルに落とし込んで業績を拡大しているワークマンは10年連続で売上高を伸ばした。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!