ストライプインター、新業態オープン 

2016/03/24 08:31 更新


 ストライプインターナショナル(旧クロスカンパニー)は、ビンテージ古着ミックスのレディス新業態「レベッカブティック」をラフォーレ原宿4階にオープンした。開店当日は販売スタッフ全員が真っ赤な着こなしで統一、「ビンテージ愛好カルチャーと少女感」を発信する。

 同業態は、都心でのビンテージ古着人気に加え、若い世代でシェアエコノミー概念が出ていることを受けて開発した。さらに古着やリユース購入が広がるとみて、まず都心で出店する。

 1号店の売り場面積は約50平方㍍。店舗内装はグレーを基調に緑を取り入れて、レトロな雰囲気とした。商品は欧米や国内のビンテージ商品が7割を占める。ビンテージは70年代物を中心にワンピース、スカート、パンツ、シューズを揃えた。特にワンピースがイチ押しで、少女感が伝わるものを扱う。ビンテージは日本人の体形に合わないこともあるため、オリジナル品を3割置く。

 「10代後半~20代の間で古着を着こなせるほどおしゃれの認識になってきた。一方でビンテージ古着店は敷居が高い。誰でも入れて買いやすい価格の〝ライトビンテージ〟を根付かせたい」(赤澤えるディレクター)とする。客単価は約1万円を想定、同店の年間売り上げは1億円を見込む。今後、同社主催でビンテージマーケットを計画。店舗は都市部に絞り、年間売り上げ5億円規模の事業にする。

女優やモデルの卵を販売スタッフに採用。インフルエンサーとなり、発信・販売する



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