インフルエンサーとの商品開発が活発

2017/02/24 06:45 更新


 SNS(交流サイト)のインフルエンサーを起用した商品開発が活発だ。ファッション業界でここ数年、人気インスタグラマーなどの影響力が高まっており、SNSで話題になった商品がヒットにつながっている。SNSの世界を飛び出して、リアル店舗でも販売されつつある。

 ストライプインターナショナルは、ヤングレディスカジュアルブランド「イーハイフンワールドギャラリー」で、インフルエンサーとの協業に特化した新ライン「サーカス」を3月5日に発売する。

 サーカスでは、イーハイフンの対象客層である10代後半~20代前半の女性に人気のインフルエンサーが、順次商品デザインを担当。商品画像が本人のSNSにアップされ、24時間以内についた「いいね」の数に比例した数量を、店頭とECで販売する。すでに、インフルエンサーの菅本裕子(ゆうこす)、池田美優(みちょぱ)、加藤ナナ、SAKURA、黒瀧まりあ、ゆら、斎藤みらい、小沼瑞季との協業が予定されている。

 ファッション動画マガジンを運営する3ミニッツ(東京)は、インスタグラムで約17万のフォロワーを抱えるMANAMIがクリエイティブディレクターを務めるレディスブランド「エイミー・イストワール」1号店を24日、ルミネエスト地下1階に開く。同ブランドは16年7月にデビューした。これまではECのみの販売で実店舗は初。

ストライプインターナショナルのインフルエンサーとの協業に特化した新ライン
ストライプインターナショナルのインフルエンサーとの協業に特化した新ライン


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