ストライプ 19年春から新ブランド「クラフト」発売

2018/11/13 16:38 更新


 ストライプインターナショナルは19年春、メンズ、レディスの新カジュアルブランド「クラフトスタンダードブティック」(以下クラフト)を立ち上げる。30~40代を主対象に、天然素材を使ったクラフト感ある商品を低価格で販売する。16年デビューの同社のレディスブランド「アメリカンホリック」が2年半で100店を達成したが、クラフトも大型SCを中心に3年で100店を目指す。

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 クラフトを担当するのは、アメリカンホリック事業部長でもある浅見幸宏氏。SC側からニーズの高い男女複合業態を開発する上で、「SCの館内を観察し、どういうものが喜ばれるかを考え」(浅見氏)、レディスとメンズを分けて企画を練った。レディスは綿やリネンを多く使い、1枚で楽に着られておしゃれに見える服にする。高価格帯の大人向けナチュラルブランドは市場にあるが、クラフトは素材にこだわりつつもSCの価格帯に落とし込んだ。男性は大手SPA(製造小売業)の着用率が圧倒的だが、SCでの選択肢を増やす余地はあるとみる。有名セレクトショップを好むような男性がリーズナブルに服を買えるイメージだ。

 アメリカンホリックの商品も手掛ける商社に加え、東京・千駄ヶ谷エリアのメーカーとも協力し、クラフト感のある風合いを出す。シャツやボトムで2000~4000円程度。店舗数拡大とともに安い商品を増やす。スタートはレディス60型、メンズ40型を想定する。

 店舗は面積230平方メートルを基本に、19年度上期(2~7月)に5店をオープンする。3年で1店当たり2億円の売上高を目指す。レディス商品は、アメリカンホリックの大型店に投入することも検討する。

「クラフトスタンダードブティック」のレディス
「クラフトスタンダードブティック」のレディス
「クラフトスタンダードブティック」のメンズ
「クラフトスタンダードブティック」のメンズ
クラフト感のある商品を低価格で販売する「クラフトスタンダードブティック」
「クラフトスタンダードブティック」 のロゴ


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