ストライプインター 19年1月期の単体は営業黒字化

2019/04/26 18:30 更新


 ストライプインターナショナルが公表した19年1月期の単体業績は、売上高が914億6700万円(前期比0.5%減)と微減収ながら、営業利益は3億9000万円(前期は15億900万円の赤字)と黒字に転換した。主力ブランド「アースミュージック&エコロジー」の改善も進んだ。

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 粗利益率は2.8ポイント改善して50.3%となった。経常利益は15億3400万円(272.3%増)、純利益は16億3600万円(前期は14億4600万円の赤字)。

 また今期は、海外事業の重点であるベトナム市場に新たな投資も行う。1月に設立したストライプサイゴン・ジョイントストックカンパニーを通じて、靴、カバンを主力とする現地ブランド企業の株式取得を進めている。

 2月26日に約3083億ベトナムドン(約15億円)で株式の48.3%を取得、6月下旬までに追加取得し70%にする計画だ。以前買収した現地レディスアパレルブランド「ネム」が好調なことから、今回の取得でアパレルとの相乗効果も見込む。

東京ソラマチにある「アースミュージック&エコロジー」のグローバル旗艦店


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