百貨店7月自主編集売り場 盛夏のプロパー売れる

2018/07/31 06:29 更新


 百貨店自主編集売り場の7月はプロパー販売が健闘した。27日のプレミアムフライデーにスタート日を合わせた消費喚起の取り組み「プレミアムサマーバザール」をセールの第2弾として盛り上げるため、27日までは盛夏のプロパー販売を強化したところが良かった。

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 松屋銀座本店はプロパー販売が前年同月比で90%増となった。猛暑で1枚で様になるワンピースの需要が高まると予測して、昨年不足気味だったワンピースの発注量を増やした。秋色・夏素材のアイテムのVPで売り場の鮮度も維持した。

 今月中旬から投入した「ミナ・ペルホネン」の「ランドリーシリーズ」のワンピースや、「ミュベール」のメッシュプリーツスカートなどがヒット。西武池袋本店のプロパーはブラウス・カットソーが50%増、スカートが5%増だった。秋まで着られるデザイン袖のブラウスや、レースのアイテム、納期を細分化した「ルシェルブルー」が売り上げを作った。

 阪急うめだ本店「ロビーフォーウィメン」は前年取り組んでいなかった綿100%の半袖、ノースリーブなどのオリジナルリブニットなど、ニットが大幅に伸びた。

松屋銀座本店「バウム・ウンド・ヘルガーテン」

詳細は本日の繊研新聞・電子版で



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