「ディム・マック・コレクション」 路上でランウェー

2017/07/24 04:27 更新


 スティーヴ・アオキが主宰するミュージックレーベル「ディム・マック」のファッションライン「ディム・マック・コレクション」の18年春夏物が18日、ニューヨークのグリニッジビレッジで発表された。

 前シーズンはニューヨーク・ファッションウィーク・メンズの期間中に初のプレゼンテーションを行ったが、今シーズンは自身のアルバム「コロニー」のリリースに合わせ、メンズのトレードショーが開催されている時期に開催した。

 プレスとバイヤーが招待されたプレゼンテーションでは、スプラッシュペイントをのせたTシャツやフーディー、ダメージ加工で膝に穴を開けたスキニージーンズ、ヤシの葉や「ノマド」とカタカナで書かれたパッチをのせたユーティリティージャケットなどが並ぶ。

 色はモノトーンを中心に、カーキとブルーデニムで構成。スティーブは、「カオスや暴力などネガティブなことが多い現実の向こうに希望を見いだしたい」と語った。


 その後はストリートに設置されたステージに移動し、スティーブによるDJをバックにランウェーが始まった。

 ショーの後はスティーブがランウェーで踊り歌い、集まったミレニアル世代のファンがノリノリの大歓声で応える。最後はスティーブがケーキを持ってきて、女性ファンの顔に投げつけるシーンも。3人の女性が顔にケーキをぶつけられたが、それでも歓喜の声をあげて、セルフィーを撮る女性もいた。


(ニューヨーク=杉本佳子通信員、写真=ランディ・ブルック)



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