「スピック&スパン」18春夏 リブランディング進める

2017/12/26 10:57 更新


色柄の遊びで従来よりもキャッチーに

 ベイクルーズグループのフレームワークスが運営する「スピック&スパン」は18年春夏、リブランディングを進める。これまでの落ち着いたフェミニンムードも残しつつ、スポーツ、スクールトラッドなどのテイストをミックスして、振り幅を広げる。「今までは、OLが着る服はこういうものだろうとこちらが決めていた部分がある」として、ファッションの遊びをより強く発信する。

 1~3月は、レース、パールなどを取り入れた得意のフェミニンスタイルに、オーバーサイズのチルデンセーターや、90年代を思い起こさせるカラーパンツ、ギンガムチェック、ドット、ストライプなどの柄アイテムをミックスしてキャッチーな感覚を加える。デニムも、従来のベーシックなデザインに加え、茅野誉之がデザインする「ウェア・ボブソン」、「サムシング」の別注などを揃える。古着ムードの「ヤング&オルセン」との別注にも力を入れた。

 5月には、ナチュラルなコットンブラウスやドレスなどを集積して、元の雰囲気を好む客にも対応する。ただし、スポーツアイテムのミックスなどで、従来とは違った見え方も追求する。




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