【専門店】都心店ではできない実験と挑戦の場

2023/08/31 13:00 更新有料会員限定


 いかに顧客にくつろいでもらうか。立地や店構え、空間演出――専門店は様々な工夫を凝らす。街の中心を少し外した立地、通りに面していても一歩足を踏み入れれば落ち着いた雰囲気、飾らない接客。コロナが沈静化し、あらためてリアルでの顧客との関係性が注目されている。

プラスの新店・PGMS(名古屋・栄) 1.2キロ圏で開業し回遊に貢献 15分歩いた先の新たな体験

 名古屋・栄のメンズセレクトショップ「プラス」を運営するFNC(古川聖代表)は今年1月、プラスから少し離れた立地に新店の「プラス・ゼネラルマーチャンダイズストア」(PGMS)をオープンした。セレクトショップでありながら、時には受注会やイベントも開催する。既存のプラスではできないことや、新しい挑戦の場所として活用し、同社の可能性を広げる。

PGMSの外観

 9年前に当時29歳だった古川さんが仲間とともに開いたプラスは、同世代の顧客の支持を得て着実にファンを増やし、順調に成長。扱う商品、ブランドも充実させてきた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定専門店ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事