営業利益は過去3年間との比較可能な49社合計が2841億6500万円で21年度比14.6%増、20年度比68.3%増、19年度比32%増となり、全体にコロナ前水準を上回った。個別には24社が増益、5社が減益、1社が横ばい、8社が黒字化、11社が赤字と、収益性の回復度合いには依然として差がある。
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利益額首位はユニクロ
20年度以降、営業利益額の上位4社は変わっていない。首位のユニクロは秋冬物の販売で苦戦したが、夏物商戦の好調で粗利益率が改善し、21年度比で微増益。19年度比も増益で、コロナ前の水準を上回った。2位のしまむらは19年度で業績が底打ちし、3年連続の営業増益を果たした。
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