地方の個店が新業態の出店で、新たなファンづくりに挑んでいる。地元を離れた遠方の地で、数社で共同運営するショップ&ギャラリーを出すところもあれば、同じ市内の別エリアに古着店を開業したところもある。それぞれの新業態へのプロセスと現状を追った。
ベルーリア 京都で共同運営
群馬県の高崎、桐生を拠点にしたセレクトショップ「ベルーリア」は、23年秋に新たな業態として他社と共同運営するショップ&ギャラリー「北山夏椿」を京都市にオープンした。ベルーリアの山越弘世代表は「既存店は常連客や多くのファンに支えられており、地元では一定の知名度があるが、今回の新店は新天地での新たな挑戦になる。初心に返って純粋に人とモノで勝負できる場にしたい」と強調する。
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