【ニューヨーク=杉本佳子通信員】スパークグループホールディングス(ニューヨーク)が、中国のオンラインマーケットプレイスのシーインと提携すると発表した。
アメリカ及び世界の顧客のニーズに応えることに焦点を当てたパートナーシップと位置付けている。
この契約により、シーインはスパークグループの株式の3分の1を買い取る。スパークグループはオーセンティックブランズグループ、サイモンプロパティーグループなどから成るジョイントベンチャーで、同社はシーインの少数株主になる。
シーインのグローバルなEコマースは現在1億5000万人の顧客をもち、スパークグループ傘下のフォーエバー21との間での相乗効果が期待されている。
シーインで買ったものをフォーエバー21の実店舗で返品したり、フォーエバー21の中にシーインのインショップをつくるといった構想があるようだ。