相鉄グループが横浜市郊外に大型SC「ゆめが丘ソラトス」 7月開業、初年度売上高200億円目指す

2024/02/06 13:20 更新


 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは7月、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前に大型SC「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)を開業する。相鉄グループが同駅周辺で進める大型複合開発の一環。食や大型複合映画館(シネコン)、生活サービスなどのほか、郊外・都市近郊SCに入る有力ブランドを中心にファッション・雑貨も充実、約130店が出店する。時間消費や地域コミュニティー機能も重視する。足元商圏客を中心に年間1000万人の来館を見込み、初年度売上高は200億円を目指す。

 地上1~4階建ての商業棟「ゆめが丘ソラトス1」と1階に大型家電「ヤマダデンキ」が入る地上1~3階の別棟「ゆめが丘ソラトス2」で構成する。店舗面積は約4万2700平方メートル。ソラトスの店舗は1~3階で、1階は食品スーパーを含む食物販・飲食主体、2階はファッション・雑貨主体、3階は大型シネコン「109シネマズ」、大型アミューズメントパーク、フードコートなどにする。ファッション・雑貨は「ユニクロ」「ジーユー」「無印良品」「ABCマート」「ニコアンド」「ラコレ」「アメリカンホリック」「アーバンリサーチストア」「ユナイテッドアローズグリーンレーベルリラクシング」「スリーコインズプラス」などが入る。1階は「食の体験」を重視し、地元産品を集めたマルシェゾーンやイベントを行うシェアキッチンを設ける。2~3階に催事、セミナーなどができる多目的ルームを配置、屋上に子供向け遊具を充実した約3000平方メートルの広場を作り、買い物以外の多様な機能を強化する。

 泉ゆめが丘地区の土地区画整理事業(施行面積約24ヘクタール)として、住宅や病院などとともに開発する。ゆめが丘駅も改修し、開業と同時に商業施設と直結する改札口を新設する。

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