そごう・西武はインターネットを活用した販売員研修を始めた。店舗間をインターネットでつなぎ、中継映像で、地方店にいながら都心店の第一線で活躍する専門人材による研修を受けられるようにした。基幹店の専門的なノウハウを地方店の販売員に伝授し、人材育成に結び付ける狙い。
学習プログラムを体系化
地方店や小型店に来店した顧客が、インターネットの中継映像を通じて都心店と同様に買い物が楽しめるようにする「ライブショッピングサービス」の機能を社内研修用に活用した。昨年12月から通信状態や講義内容の検証を始め、学習プログラムを体系化して3月下旬にスタートした。
講師は婦人靴の林美樹マイスター(そごう横浜店)、ギフトの小林明人マイスター(西武池袋本店)の2人で、それぞれ四半期(3カ月)に5回の講座を開く。店頭で必要とされる基礎知識や接客技術を講義する。婦人靴ではパンプスのフィッティング、トラブル解決法、外反母趾(ぼし)の対処法など実践的な内容を基本にした。
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