スノーピーク フィッシングのティムコと資本業務提携

2019/04/10 20:16 更新


 スノーピークは10日付けで、フィッシング・アウトドア関連用品を扱う上場企業、ティムコ(酒井誠一社長)と資本業務提携契約を結んだ。ティムコの普通株式を、現金を対価として、ティムコの主要株主である酒井貞彦氏から34万株、自己株式を除く発行済株式数の13.73%を取得する。取得価額は1億9244万円。受渡日は11日の予定。

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 スノーピークは、キャンプを中心としたアウトドア製品事業を手がけており、キャンプと親和性の高いアウトドアアクティビティーでの顧客接点拡大が課題だった。ティムコは1969年設立。フィッシング・アウトドア、なかでもフライフィッシング用品を幅広く扱う企業としての高い認知とブランド力を持つ。18年11月期の売上高は約30億円。それぞれ専門領域を持つ両社が協業することでの相乗効果を見込む。

 今回の提携により、両社の店舗での相互商品販売、新製品開発、フィッシングを軸としたキャンプ場開発、事業のシナジーがあるプロジェクト実施などに取り組む予定。具体的には継続して協議する。



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